目次
この記事でわかること
カーリースを調べてみると、会社ごとに「走れる距離」「メンテナンスの範囲」「契約が終わった後の扱い」などがバラバラで、正直わかりづらいと感じる方も多いはずです。
この記事では、代表的な6つのカーリース(オリックス/カルモ/ニコノリ/SOMPOで乗ーる/MOTA/コスモMyカーリース)の特徴をわかりやすく整理しました。
ご自身のライフスタイルや車の使い方にあわせて、どのサービスがしっくりくるのかを見つけるヒントになるはずです。
先に結論(タイプ別ざっくり)
・距離を多く走る:MOTA(全車“もらえる”)/オリックス(満了“もらう”で実質距離制限なし)/カルモ(7年以上は距離無制限)【出典::contentReference[oaicite:0]{index=0}】
・年数を細かく調整:カルモ(1〜11年)/SOMPO(1〜9年)【出典::contentReference[oaicite:1]{index=1}】
・満了時に“もらう”前提:MOTA(全車)/オリックス(7/9/11年)/コスモ(9年選択肢)/カルモ(7年以上でオプション)【出典::contentReference[oaicite:2]{index=2}】
・距離を多く走る:MOTA(全車“もらえる”)/オリックス(満了“もらう”で実質距離制限なし)/カルモ(7年以上は距離無制限)【出典::contentReference[oaicite:0]{index=0}】
・年数を細かく調整:カルモ(1〜11年)/SOMPO(1〜9年)【出典::contentReference[oaicite:1]{index=1}】
・満了時に“もらう”前提:MOTA(全車)/オリックス(7/9/11年)/コスモ(9年選択肢)/カルモ(7年以上でオプション)【出典::contentReference[oaicite:2]{index=2}】
比較の見方(ブレない軸)
- 走行距離:上限の有無/「返却」か「最終所有(もらう)」で実質の気にし方が変わる
- メンテ:クーポン型か、ライト/フル等の定額メンテか
- 任意保険:月額に含む?or 自分で別加入?
- 満了時の選択肢:返却/再リース/乗換え/もらえる
- 中途解約:原則不可が多い中で、例外・新制度の有無
6社の特徴と「向いている人」
1. オリックス「いまのり」シリーズ
特徴
- オリックスのカーリースには「いまのりシリーズ」というプランがあり、7年・9年・11年で契約すると、最後には車をそのままもらえるのが大きな特徴です。
- 月額には車検やオイル交換の無料クーポンがついているので、基本的な維持費は抑えやすくなっています。
こんな人にぴったり
- 「長期で乗り潰して最終的に所有」を取りたい。
- 距離を走るため距離制限の不安を減らしたい(満了“もらう”前提)。
- メンテはクーポン中心でOK。
2. 定額カルモくん
特徴
- 1〜11年を1年刻みで選べる柔軟性。
- 7年以上の契約は走行距離“無制限”。
- 満了“もらえるオプション”(新車は7年以上で加入可)。【出典:カーリースカルモくん】
こんな人にぴったり
- ライフプランに合わせて年数を細かく最適化したい。
- 7年以上דもらえる”でマイカー感覚、距離も気にしたくない。
3. ニコノリ(ニコニコカーリース)
要点
- 契約期間中ガソリン5円/L引き(店頭契約等の条件・例外あり)。
- **車検や点検、オイル交換(6カ月毎)**など、実用コストに効く付帯が豊富。【出典:ニコノリ+1】
向いている人
- 燃料・基礎メンテの実コストを分かりやすく下げたい。
- 近隣店舗でのメンテ受入を重視したい。
4. SOMPOで乗ーる
要点
- 1〜9年を1年刻みで設計しやすい(※距離上限は見積時に設定)。
- 任意保険は月額に含まれない(自賠責以外は自分で別加入が基本)。【出典:SOMPOで乗ーる】
※結果的に、自分の等級・補償設計を活かしやすい。
向いている人
- 保険は自分で最適化(補償/等級/特約)したい。
- 輸入車含め年数・距離を見積時に細かく調整したい。
5. MOTAカーリース
要点
- 全車“残価設定なし”=満了時はそのまま“もらえる”。
- 走行距離の心配なしをうたう一方、返却時は2,000km/月の上限という明記あり(=基本は“もらう”運用が前提)。
- 車検・オイルの無料クーポン付(=フル定額メンテというよりクーポン型)。【出典:MOTA(旧オートックワン)】
向いている人
- 最終所有が前提で、距離や原状回復リスクを気にせず乗りたい。
- メンテは必要最低限(クーポン)で十分。
6. コスモMyカーリース
要点
- **燃料油割引(最大5円/L)**など、SSネットワークならではの実利。
- 「中途解約サービス」(2024/10/1以降契約の個人が対象/特定事由で解約金なし)を明文化。
- 満了時は4つの選択肢(乗換え・再リース・買取り・返却)。【出典:新車カーリースならコスモMyカーリース[コスモ石油]+1】
向いている人
- 燃料費も含めた総コストを抑えたい。
- **中途解約の“受け皿”**がある安心感を重視したい(適用条件は要確認)。
失敗しない選び方(分岐ガイド)
A. 距離の不安が大きい
- 「返却」より「最終所有(もらう)」が前提のほうが実質の距離不安は薄い。
例:MOTA(全車“もらえる”)/オリックス(満了“もらう”で実質距離制限なし)/カルモ(7年以上は無制限)。【出典:MOTA(旧オートックワン)+2オリックスカーリース+2】
B. 年数を細かく決めたい
- **カルモ(1〜11年)/SOMPO(1〜9年)**で、支払計画やライフイベントに合わせて調整。【出典:カーリースカルモくん+1】
C. メンテの“丸抱え感”を取りたい
- 定額メンテ型(SOMPOのメンテプラン、コスモのパック)を検討。
- クーポン型(オリックス/MOTA)は「基本の車検・オイル費用を抑える」方向。【出典:オリックスカーリース+1】
D. 保険を自分で最適化したい
- SOMPOは任意保険が月額に含まれないので、自分の等級・補償で設計しやすい。【出典:SOMPOで乗ーる】
申込み前チェックリスト
- 距離:返却前提?最終所有(もらう)? → 実質の距離不安が変わる(MOTA返却2,000km/月注記、オリックス満了もらうで実質なし、カルモ7年以上無制限)。【出典:MOTA(旧オートックワン)+2オリックスカーリース+2】
- メンテ:クーポン型か定額型か。何が“コミ”か(車検・消耗品・代車 等)をプラン表で最終確認。
- 任意保険:含まれない場合は別加入前提(SOMPO)。【出典:SOMPOで乗ーる】
- 中途解約:基本は不可が一般的。例外制度(コスモの中途解約サービス等)の適用事由・手続き・費用を要確認。【出典:cosmo-energy.co.jp】
- 満了時費用:名義変更・法定費用の扱いなど、“もらう”時の実費を確認(オリックス注意書きに記載)。【出典:オリックスカーリース】

